在宅介護で多分一番の重労働が『入浴』でしょう。
義母を入浴させる・・・どうやったら良いんだろう・・・?????
正直、最大の戸惑いでした。
経験あるのは、子ども達4人と一緒に入っていたことだけです。
子ども達の大人版?
とりあえず、私のやり方でするしかないな・・・と。
幸い、これまで義母が実家で使っていた入浴用介護椅子(シャワーベンチ)を持ってきていたので、新たに買わずにすみました。
大型な介護用品は全てレンタルなのかなぁ~と想っていましたが、入浴用の椅子やポータブルトイレ等は購入して、個人所有が多いそうです。
デイサービス等で入浴サービスを受ける場合は別ですが、在宅利用の器具でオシモに関するものは、衛生上次に誰かに貸す~は嫌われるだろうって。
そういえば、実家にポータブルトイレもありました。(ほとんど使っていませんでしたが。)
ちなみに、我が家のシャワーベンチのタイプはコレ ↓
【入浴いす シャワーチェア 介護 椅子 風呂 シャワーベンチ 浴槽台】
折り畳みが出来るので、義母が入らない時は畳んで洗面室に立ててます。
義母の入浴方法
*準備*
義母の着替えと、私の着替えとバスタオル(義母用・私用)2枚、フェイスタオル(義母用・私用)2枚を用意します。
(この用意の段階で、義母が浴室にいきかけると、慌てます。先に洗面室で脱衣を始めてしまうので。(笑) 『お義母さ~ん、待って!!』となります。)
義母が入浴する日は、洗面室にも着替え用に化粧台チェアを置きます。
浴室にシャワーベンチを置きます。
義母に声をかけ、二人で洗面室に入り(義母は化粧台チェアに腰かけ)、二人とも脱ぎます。
(義母一人が裸になるのは、やっぱり目上の方に対して「失礼」だと想うこと、義母も嫌だろう~と想うこと。ただし、私は義母の入浴中、下着は着用しています。)
*入浴*
浴室では、シャワーベンチに義母に座ってもらい、身体を濡らした後、自由の利く左手で自分で洗える個所をボディスポンジで洗ってもらいます。
手の届かない箇所(左手・背中)は私が洗います。
最初はお尻を洗いたくても義母に促すことが出来ず、言葉がけもどう云ったら良いのかもわからず、意識してシャワーをお尻にあてて流すだけでした。
最近になってやっと、『お義母さん、腰を浮かしてね。お尻洗わせてね』と、云えるようになりました。
身体を洗って、シャワーで流したら、頭を洗います。
『頭洗うね』『シャンプーするね』『流すね』『リンスするよ』『流すよ』『顔を洗ってね』と、声がけして一連の作業をします。
義母に顔を洗ってもらったら、タオルを渡し、顔を拭いてもらい、その後頭をタオルで拭きます。
全身洗い終わったら、湯船につかります。
浴槽にL型の手すりが2か所ついているので、義母はその手すりにつかまり、私が身体を支え入浴します。
義母は熱いお湯が好きです。
冬は43℃でも大丈夫。
本当は、あまり高温は良くないんでしょうが、ぬるいお湯では入った気がしないと。
熱いお湯に入っても、あがって着替えをしているうちに足などはすぐに冷たくなってしまっていて、可哀想に想います。
入浴中も義母は手摺を離しません。
温まったら、手すりを頼りに、浴槽から出て、シャワーベンチに一旦腰かけます。
湯船につかる時、立ち上がって浴槽から出る時、が一番気を使います。
本人も足元がおぼつかないので、慎重にすり足で移動、私は常に義母の身体を支えます。
浴槽から出て、ベンチに腰かけてから、バスタオルで全身を拭き、そのままバスタオルを羽織って、洗面室に移動し、洗面室の化粧台チェアに座らせます。
今は冬場なので、義母の身体が冷えないうちに、急いで着替えを手伝います。
義母が着替えが終わったら入浴終了!
その後、私は一人で入浴します。
最近は、日曜の夜、火曜の夜、木曜の夜(もしくは金曜の夜)に一緒に入っています。
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