私は決して良い母親ではなかった。

『手のかからない子どもでありがたい』~この言葉は、私の胸を締め付ける。。。

まず、想うのは長女のこと。

私は決して良い母親ではなかったと、どの子に対しても申し訳なく想うのだけど、特に、長女に対しては、色々なことを我慢させてしまったな・・・と。

長女を『手のかからない子ども』にしてしまったんじゃないかって、今で云うワンオペで育児をしていた頃、長女が本当にまだ幼い頃、有無も云わせず無言の圧力で、私の都合の良いように私の云うことをきかせていただろう・・・と。
そうやって、育てやすい子にしてしまったんだろうと。。。自分を責めてる。

その分が、私が実母にしていることを同じように長女にされてるのかもな。。。彼女が大人になって、私に対しての『反発』として、跳ね返ってきてるんだろうな・・・と。

長女に対しては、実母が私に対してしてきたことと同じことをしてしまったんじゃないか・・・と。。。
私が実母にとって育てやすい子~だったように・・・

私には、私が長女にしてしまったと自戒している同じことを実母にされたのかどうかの記憶は勿論ないのだけど、実母自身が私のことを手のかからない子だったと自慢しているのは、自分がそうしたのではないかと。
私は実母に対して、自分の意見を通そうとしたことはあまりない。
通そうとしても、結局自分の云うことを聴かせる。
どうせ、自分の主張が通らないなら、反発しても疲れるだけ。
次女は反発して、いつも衝突してた。
私は既にそれが面倒臭くて。。。

育てられたようにしか育てられないのかな・・・と、長女に限っては想うの。
次女、長男、三女に対しては、長女への反省もあって、無言の圧力などはしなくなったから。。。

でも、私は自分で長女にしてしまったことを本当に申し訳なく悔いてるし、長女にされてることも甘んじて受けてる。

長女はほとんど私には連絡をよこさない。
一応、家を出る時に『ずっと味方でいること。応援してること。愛してること。』は伝えた。

長女が私を許すか許さないかは彼女の問題。
私は長女の幸せを遠くから祈ってる。

救いなのは、姉妹弟妹4人が仲が良いこと~かな。
離婚するまでは、仲良くいてくれることは想像出来なかった。子どもらの父親は『兄弟なんて他人の始まり。仲良くなんてしなくていい』と云う人だったから。

結果的に、私が彼と付き合うようになったことで、子どもらが一致団結するようになった。

幼い頃から散々三女をいじめてた長男も大人になり、三女をいじめなくなり、三女も長男を許すようになって。。。

そうやって、姉妹弟妹が仲良くしてくれるのは母として幸い。

良い母親ではなかったけど、親孝行してもらってるかな。。。

私の子どもに生まれてきてくれて、ありがとう。。。

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